日本郵便が提供する便利な小型荷物配送サービス「ゆうパケットプラス」。個人間の荷物のやり取りからフリマアプリでの活用まで、幅広く使えるその魅力を徹底解説します。
ゆうパケットプラスとは?その基本情報
ゆうパケットプラスの概要
ゆうパケットプラスは、日本郵便が提供する小型荷物向けの配送サービスで、専用BOXを使用することで全国どこでも一律料金で発送できる点が魅力です。手軽さとコストパフォーマンスの良さから、個人間のやり取りだけでなく、ネットショップやフリマアプリ(特にメルカリ・ラクマ)などのEC利用者にも広く支持されています。配送は迅速で、土日祝日を含めて配達対応しているため、スピードを重視する方にも最適です。さらに、追跡機能付きで安心して荷物の状況を確認できるのも大きな特長です。
ゆうパケットプラスの特徴
- 全国一律料金で発送可能(距離に関係なく同一料金)
- 専用ボックスを使用(郵便局やローソンで手軽に購入可能)
- 配送状況を確認できる追跡サービス付き
- 基本的にはポストへの投函配達(ポストに入らない場合は手渡し配達)
- 配達時の再配達依頼や不在票への対応もあり
ゆうパケットプラスのメリット
- 最大2kgまで発送可能で、厚みのある小型荷物にも対応
- 配送状況がわかる追跡機能でトラブルを未然に防げる
- メルカリ・ラクマなどのフリマアプリとの連携で、出品者・購入者ともに便利に利用できる
- 土日祝も配達対象で、スピード感を重視した配送が可能
- 郵便局とコンビニ(ローソン)両方での発送が可能な柔軟性
サイズと重量の規定について
ゆうパケットプラスのサイズ
- 専用BOXサイズ:外寸 約24cm×17cm×7cm
ゆうパケットプラスの重量制限
- 最大重量は2kgまで。
サイズによる料金の違い
- ゆうパケットプラスは専用BOXのサイズに固定されているため、サイズによる料金変動はありません。
ゆうパケットプラスの送料について
送料の基本価格
- 全国一律:375円(ゆうゆうメルカリ便での利用時は455円)
送料の特別料金の例
- フリマアプリ(メルカリ・ラクマ)経由の発送時に異なる設定がされていることがあります。
送料を安く抑える方法
- メルカリ便・ラクマパック利用で送料込み出品
- まとめて発送で効率化
ゆうパケットプラスの送り方
発送の手続きステップ
- 専用BOXを郵便局またはローソンで購入します。価格はおおむね65円程度で、複数枚まとめて購入することも可能です。
- 商品を傷つけないように丁寧に梱包します。特に壊れやすい物はプチプチや紙などの緩衝材でしっかり保護しましょう。
- メルカリやラクマのアプリ、または日本郵便のウェブサイト・ゆうプリタッチ端末で発送情報を登録し、QRコードを発行します。
- 発行したQRコードをローソンのLoppi端末や郵便局のゆうプリタッチ端末で読み取り、ラベルを印刷します。ラベルを貼付後、レジまたは窓口で発送します。
- 発送後はアプリや追跡サービスで配送状況を確認し、必要に応じて受取人に連絡を取りましょう。
梱包資材の選び方
- ゆうパケットプラスでは専用BOXの使用が必須条件となっており、規定サイズを超えた箱は使用できません。
- 壊れ物にはエアキャップや新聞紙などを使って、輸送中の衝撃から守る工夫をすることが重要です。
- 封をしっかり閉じるために、ガムテープやクラフトテープを使うと安心です。
店舗での利用方法
- 郵便局ではゆうプリタッチ端末を利用して、ラベル印刷から発送受付までスムーズに対応できます。
- ローソンではLoppi端末にQRコードを読み込ませると、レジでラベルが発行され、すぐに発送が可能です。
- 店舗スタッフの指示に従い、ラベルを貼った状態で提出すれば、発送は完了です。発送完了通知はアプリに自動で反映されます。
メルカリ・ラクマとの連携
メルカリでの利用方法
- 出品時に配送方法を「ゆうゆうメルカリ便」に設定することで、専用の配送方法としてゆうパケットプラスが利用可能となります。
- 配送方法を選択すると、購入者の情報に基づいて自動的に宛名ラベルが作成され、出品者はアプリ上でQRコードを表示するだけで簡単に発送が可能です。
- QRコードは、ローソンのLoppi端末や郵便局のゆうプリタッチで読み取ることで、発送用のラベルが即座に印刷されます。
- 発送後はアプリ内で追跡ができ、配送状況を確認しながら安心して取引を進めることができます。
ラクマでの発送手続き
- ラクマでは「かんたんラクマパック(日本郵便)」を利用することで、ゆうパケットプラスでの発送が可能になります。
- 出品画面で配送方法を選択し、取引が成立した後に発行されるQRコードを使って、郵便局またはローソンから発送手続きを行います。
- ラクマのアプリ内でも追跡番号が確認でき、取引画面で発送状況を常にチェックすることができます。
- 手間なくラベルを印刷できる点が特徴で、スマートフォン1つで完結する簡単な流れが魅力です。
ゆうゆうメルカリ便との違い
- ゆうゆうメルカリ便とラクマのかんたんラクマパックは、名称やアプリのUIは異なりますが、いずれもゆうパケットプラスを配送手段として活用しています。
- メルカリではチャット機能や通知の細かい設定ができるなど、サポート機能にやや違いがあります。
- また、アプリ上での配送状況表示や通知方法に若干の差があるため、使い慣れたサービスを選ぶことでよりスムーズな取引が期待できます。
配送の方法と選択肢
ローソンでの発送
- Loppi端末でQRコードを読み込み
- レジに持ち込んで発送
郵便局での発送手続き
- 窓口で手続き or ゆうプリタッチで発送処理
コンビニを利用した配送方法
- 現時点ではローソンのみ対応(セブンイレブンやファミマは非対応)
利用登録と設定
登録方法の詳細
- メルカリ・ラクマでの利用には各サービスの会員登録が必要です。登録は無料で、メールアドレスまたはSNSアカウントで簡単に始められます。
- 日本郵便のサービスをより便利に使うには「ゆうびんID」の登録がおすすめです。登録することで、荷物の追跡や再配達依頼、郵便局のサービスをオンラインで一括管理できます。
- ゆうびんIDを持っていると、Webからの発送履歴確認や宛名ラベルの作成など、さまざまな機能を活用できます。
アプリからの設定方法
- 出品画面で配送方法を選択し、「ゆうゆうメルカリ便」や「かんたんラクマパック(日本郵便)」を選びます。
- 発送準備が整ったら、専用画面からQRコードを生成します。このQRコードを店舗の端末にかざすことで、スムーズにラベルが発行されます。
- アプリでは配送ステータスや発送先の確認、ラベルの再表示なども行えるため、設定後も安心して利用できます。
登録情報の管理
- アプリからユーザー情報(住所・氏名・電話番号など)を簡単に確認・変更できます。
- 履歴情報を活用すれば、過去の発送状況や受取履歴も一覧で確認できるため、頻繁に発送する方にも便利です。
- プロフィール情報を定期的に更新しておくことで、誤配送やラベルの印字ミスを防げます。
受取と追跡方法
受取の注意点
- 基本はポスト投函。ポストのサイズや形状によっては荷物が入らないこともあります。
- ポストに入らない場合は、配達員が対面で手渡しを行うか、不在の場合は不在票が投函されます。
- 不在票には再配達依頼の方法が記載されており、電話やWeb、LINEから手軽に再配達依頼が可能です。
- 荷物の状況を事前に確認しておけば、スムーズに受け取ることができます。
郵便ポストへの投函
- コンパクトな荷物であれば、そのままポストに投函されるため、受取人が不在でも配達完了となるのが特徴です。
- ただし、地域のポストの大きさによっては投函できないケースもあり、その際は手渡しまたは不在票対応となります。
- ポストに収まるサイズかどうかを確認してから発送することで、トラブルを防げます。
荷物の追跡方法
- 日本郵便が提供する追跡サービスにより、配送状況をリアルタイムで確認することができます。
- 追跡番号は発送時に発行されるラベルや、メルカリアプリ・ラクマアプリの取引画面からも確認可能です。
- 荷物の「引受」「発送」「到着」「配達完了」などのステータスが時系列で表示され、安心して取引を進められます。
- 万が一配送が遅延している場合も、状況を把握できるため問い合わせがスムーズになります。
発送日数と配達スピード
標準的な発送日数
- おおむね1~2日で配達(地域差あり)
急ぎの発送オプション
- ゆうパケットプラスには速達オプションはありません
配達スピードの目安
- 通常は発送翌日~翌々日には配達完了
- 土日祝も配達対象で安心